高校生の頃、私は日本史という教科が好きでした。それなのに、勉強しても勉強しても、なかなか点数にならなかったのも日本史でした。
時間をかけてノート整理して プリント纏めして 赤のチェックシートで暗記して テストを受けると、点数にならないという報われなさ。 一方通行の恋って辛いっス! やっぱり点数アップしたい(>△<) と訴えたところ、先生は、私に言った。 「日本史は努力すれば点数アップする教科なんだから、頑張れ!!」 努力。努力。努力!!ワタクシ暗記が苦手なんですもの。どうしろというの。 藤原氏なんて、資料集の系図にずらり。どの名前見てもwho are you?だわ。 将軍やら執権やらの名前も「家」とか「義」とか、同じ字が多すぎて区別つかないじゃない。 内閣総理大臣イクヤマイマイオヤイカサカサって、どこまで続くの?! 先生はいいよね~。私達より数十年分、暗記する歴史が短かったんでしょ ![]() と、斜めにひねくれていく感情をもてあました時期もあったような、なかったような。うふふ。 それでもね、最終的にはセンター模試8割以上確実で、9割が狙えるトコまでいくっていう大きな変化が起きたわけで 受験の終わる頃には日本史捨てたもんじゃないね(* ̄▽ ̄)b なんて、都合の良いこと思ってたわけです。 さて、私にとっての点数アップのキーワードは・・・ 某予備校の講習で出会った、先生の一言でした。 「日本史の受験勉強とは、即ち、整理だ!!」 暗記するにしてもただ、闇雲に年号やワードをおぼえるんじゃなくて、 ワードと年号を整理して体系的に暗記する。それが自分には欠けていたんだ!! これに気付いて、暗記のやり方そのものを丸ごと変えてみました。 歴代天皇の名前や、将軍の名前、執権の名前などなど その時代の縦の軸になりそうなものを暗記し それを軸にして政治や文化、戦乱などを覚える。 とにかく、コレの繰り返し。それだけの変化が私にとっては大きかった。 新しい勉強法に変えて点数はどんどんアップ!! 無事、大学に合格したのでした。めでたし、めでたし。 ・・・って、言葉にしちゃうと簡単そうだけど 実のところ、点数アップには裏話がありまして。 私は、センターだけじゃなくて、筆記試験を受ける予定があったので 正確に漢字でかけるようにと、ノートにひたすら書いて暗記を続けたんです。 来る日も、来る日も書いて、書いて、書いて 手が痛くなって、ペンダコから血液さんこんにちは。 それこそ血のにじむ努力(現実的に血がにじんじゃった努力)の日々あっての点数アップ。決して、1ヶ月でちょいちょいっと点数あげられた~っていうわけじゃないんだよ。点数アップの近道も、暗記の秘訣も、私は知らない。自分の頭に叩き込みやすい方法を見つけて、後は、ひたすら泥臭く、粘り強く、ただ書いていただけ。 これだけ日本史点数アップの秘訣っぽい感じの記事を書いてきて、 最後の締めがこれかよ。って話なんだが。 結局のところ点数のアップは「―努力すればー」に尽きるのである。 付け加えておこう。勉強内容そのものは忘れても、努力した事実は消えない。
2009,04,13, Mon 20:10
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