タイトル通り、
新年明けましておめでとうございます。 2008年が始まったと思ったら、もう2009年。 本当に時が過ぎるのは早いですね。 昨年は、教育実習に院試、卒論提出と本当にやるべきことが 多くて、あっという間に過ぎてしまいました。 ただ、やるべきことが多いと、それだけ自分の成長も 強く感じられるもので、昨年の1月3日の私より 今の私のほうが格段に大人になったと実感しています。 誰も言ってくれないから、まあこの場で自分で言っているのですが (笑) さて話は変わりますが、いま私は更級日記にはまっています。 この前、古本屋で安く売っていたこの本を、ほんの気まぐれで 手にとってみたのですが、これが楽しい!! それまでが卒論や修士の足しになるかと、 ハイデッガーの『存在と時間』を読んでいたせいか 『更級日記』の流れるような文体が、本当に嬉しい ![]() やはり名文といわれるだけのものはありまして、 時を経ても失われないものが文学であり芸術であるのだなぁ なんて、しみじみと思ってしまいます。 ハイデッガーはまだ私の脳では理解できないのか、 序文ですでに混乱をきたしましたが、これも知識を得るためには 避けては通れない名著。 読む本がたくさんあるって幸せなことです。 いま塾の冬期講習で、生徒とセンター過去問を ひたすら解いていますが、センターに出る古文をじっくりと 読むのも意外に楽しいものです。 身近にある文学の素晴らしさに、意図せず出会えたときの 喜び。 嗚呼 今年も良い年になりそう ![]()
2009,01,03, Sat 11:36
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