と、いうわけで、 行ってきました京都(笑) え、あんた最後の最後でまたもや卒論から逃避したのかって? のんのんのん、卒論は金曜日に製本屋に出してきました。 17時閉店の製本屋に、16:55到着。 ぎりぎりせーふで私が申し込んでいる間にも、 何人か本女とおぼしき人が来店し、 私以上の強者にびびりつつも、 みんな卒論出す季節なのねぇとしみじみ。 卒論については、 まあいろんな4年生が語ってくれるとして、 せっかく京都に行ったんだから、 少しばかり土産話を。 そもそも私は嵯峨野が大好きで、 敢えて路線ってこともあるかもしれんけど、 祇園とかよりむしろ嵐山。 平安神宮とか一回も行ったことないけど、 野宮神社はもう3回目(^^) だって、嵯峨野って言ったら、小倉山荘があったとこだよ、 定家だって時代は違えどこの場に存在して、 なんていうか、このものすごく遠い間接呼吸的な感動? 宇都宮蓮生の嵯峨中院亭もこの近くにあってよ(今はもうないけど)、 卒論で散々お世話になった分、 感慨もひとしお。 ちなみに卒論のタイトルは、 「『小倉百人一首』における定家の試み――障子との関わりを中心に――」 かるた馬鹿そのまんまやね(^^;) 嵯峨嵐山の駅を降りて、 渡月橋のほうに向かっていくと、 「時雨殿」というわりかし新しめの建物が見える。 この「時雨殿」、実はかるたの館でありまして、 ほんの何年か前が「競技かるた制定100周年」だったんだけど、 その記念事業の一環で、 定家にちなんだこの地に建てられたというわけ。 年に一回の女流大会という大会はこの会場でやるゆえ、 その時には来たことがあったんだけど、 観光客としては初めての来訪。 一階の展示スペースというか、体感アドベンチャー的スペースは、 踏み入るのも初めてで(大会の時は立ち入り禁止だった)、 なんかハイテクなかるた展示に結構びびる。 完全にN天堂の力だよ、これは。 その後も、かるた人らしく、 歌碑めぐりをしたりして、 嵯峨野を満喫。 夜には、「嵐山花灯籠2008」という期間限定のイベントもやっていて、 竹林の小路も綺麗にライトアップ。 その分人はやたらと多かったのだけど、 普段の嵐山とはまた一味違う雰囲気を楽しめて、これまた一興。 2日目も嵯峨野をめぐり、 夕方にはさらに奥地の園部っていうところまで行って、 温泉を楽しむ。 部屋食もおいしかったし、 温泉ものんびりできたし、 例えるなら忘れじの気分ですよ。まざー儀同三司。 3日目は、人生初のトロッコ電車に乗りながら、 またまた嵯峨野へ。 どんだけ好きなんだよ嵯峨野。 でも、また行きたいな。 旅はいいね。 度々旅は財布が死ぬけど。 明日は、卒論の製本を取りに行きつつ、 要旨を書いて、無事提出なるかってとこですね。 今年最後の本女かるたの練習もあるし。 忘年会したくないほど、 全体的にいい年だった気がするなぁ。
2008,12,15, Mon 23:45
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