フルコースとは―
1 西洋料理の正式コース。オードブル・スープ・魚料理・肉料理・サラダ・デザート・果物・コーヒーの順に出され、食前酒、白と赤のぶどう酒、シャンペンなどが供される。 2 組み合わせて選択するものなどで、すべての種目を含んだコース。 (『大辞泉』より) 料理は食べてみないと分からない。 けれども、料理は味だけが決め手ではない。 見た目や匂い、作った人のセンス、そして味が揃って始めて最高の料理となるのだ。 (…と少なくとも私はそう思っています。) ―本日、目白キャンパスのオープンキャンパスでした。 例年この時期が、一番人がいらして下さるらしいです。 沢山の人が日本女子大学の、それぞれ興味を持った学科、つまり”料理”を味わいにいらして下さる訳です。 これは腕を揮わなければ! あやこさんやたまきさんが先頭に立って、フルコースのメニューを考えます。 まず素材が大事ですね。 身近なものでもひと工夫すれば、あ~ら不思議! 素敵な一品になってしまいます。 今回から工夫しましたよ!さぁ、フルコースをご覧あれ! まずはオードブル、前菜ですね。 これは日本文学科生による出入口での積極的、且つ丁寧な挨拶と対応。 (……自分で言っていて恥ずかしい…) 最初から強烈過ぎて食べずに入(はいら)れない?! 次はスープ。 日本文学科の配布資料。 これを読めば日本文学科のことは一通り理解。 四種類の隠し味を潜ませているのでどんどんスープを(は)飲み込ん(込まれて)でいく?! そして、魚料理。 授業を受けている感覚を漂わせる、授業のノートとテキスト。 骨なし、且つ食べやすくて(見やすくて)身を食べる(頁をめくる)のをとめられない?! さぁ、お待ちかねです!肉料理。 日本文学科の先生が分かり易く、且つ丁寧にご説明下さる日本文学科紹介。映像付き! これを真に受けてしまっては、もう日本文学科の虜間違いなし?! ちょっと一休みにサラダ。 新鮮な学生の委員会である国語国文学会(日本文学科の学部生の委員会です)から発行している『研究ノート』に、秘伝のドレッシングも付け加えて! 秘伝のドレッシング?それは自主ゼミ(自主的に学生が集まり、先生のご指導のもと、それぞれの興味がある分野で学ぶゼミ)の紹介。 あぁくせになってしまうでしょう?! 別腹ですよね、お待ちかねのデザート! 一年生から四年生の、一部の学生による時間割とメッセージ展示!生の声が沢山!! 何より時間割は、異なる資格をとっている方々にそれぞれお願いした為、自分が興味を持っている資格をとる為の時間割の一例を参考に見ることができてしまう!! そして、メッセージは、お勉強のことだったり、学生生活の様子だったり…といらして下さる方々に向けて気持ちを込めて書かれたもの。 噛みしめる度に甘い気持ちになってしまう!堪りません?! ちょっと爽やかなものが食べたいかな?果物! 日本文学科の図書室にある本をどうぞご自由にお手にとって下さいな。 普段見ることができない様な本ばかりだから目移りしちゃう?! 最後に一息入れましょう。コーヒー。 いらして下さる方々(+私)にとって、まだ苦いと感じるものだけれどもコクのある日本文学科の先生方が書いた本を閲覧できます。 味わい豊かなコーヒーにうっとりしてしまう?! 食前酒、白と赤のぶどう酒、シャンペン等のお酒は日本文学科の学生による説明。 料理の味を引き出します! 「日本文学科」…名前だけ聞くと何だか堅苦しそうで食べていてなんだか華がない、と思ってしまいませんか? いいえ。貴女の舌を後悔させないつもりです。 是非とも日本女子大学の日本文学科という料理を召し上がって下さいな。 料理は食べてみないと分かりません。 見た目は…地味かもしれない…?! いえ、日本女子大学の日本文学科は(ある意味、)”華”です!花園です! 匂いは何だか…ふるくさい…?! いいえ!日本女子大学の日本文学科は古臭くありません! 古い本だけを扱っている訳ではありません。勿論、時に最新機器を扱って研究することがありますよ。 センス…ありますよ! 放つは極彩色!けれども、淡い色を放つ時もある。 学生の数だけ色がある、正しく十人十色! 入ったらセンスが磨かれることでしょう。 (色というとオーラの様ですね) これまでの話を聞くと本日の料理は凄かったと思いになりますよね。 けれども、まだ開発途中。 これから徐々に改良に改良を加え、更に美味しさを増していくつもりです。 皆様に最高のおもてなしをして、日本文学科を思う存分味わって頂きたいです。 勿論、日本女子大学には日本文学科以外にも様々な料理がありますよ。 来週にもオープンキャンパスがあります。 まだ迷いに迷っていらっしゃる方は様々な料理を食べ比べてみては如何でしょうか。 そして、最終的には日本文学科を気に入って頂ければ幸いです。 (フルコースは西洋料理ですよね…。日本文学科だから和でいけばよかったと書いた後に後悔する私...)
2008,08,03, Sun 21:53
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