今日夕方の目白周辺、おもしろい現象が起こってました。
こちらは風景 こちらはただの白い紙です 白い紙が赤くなっているのがわかります? なんといいますか、空気が赤くなっているのです。それがビルやら家やらにも写るので、街全体が赤くなったように見えます。 小さいころの夏でした。この現象が気になって、母に「なんで赤いのかなぁ?」と聞きました。すると母は、「なんでだろうね。気象台に電話して聞いたら。」っていうんです。よし、と思ってドキドキしながら自分で電話したところ、職員の方が丁寧に教えてくださいました。薄い雲によって、太陽光に含まれる光線のうち、一つの色だけが取り出されて、こんな風になるんだそうです。今日は赤い光が取り出されたんですね(私は紫とか、緑になっているのも見たことがあります)。自分から動いて知った、ということに、大きな喜びを得た思い出です。 夏休みは普段できないことにチャレンジできます。受験生の方は、遊んだりなんだりはできないでしょうが、普段できないくらいたくさん勉強してはいかがでしょう。ガンバレ! な~んて夏休みの話題を振りつつ、私はまだテスト二つにレポートが三つ、残っております。この危機的状況に、昨日は一大決心をして、ライブに行ってきました。ただのライブじゃありません。是非、いかねばならないライブです。というのも、一年生のとき、学園祭に呼んだアーティストのライブに招待されたんです。私はロックって聴かないんですけど、行ってみると楽しいな~と思います。ワーッとノるタイプでない私たちは(学祭やってた仲間と行きました)、後ろの方で聞いてました。私にいたっては徹夜していたので大音量のなかでウトウト・・・(笑)だめじゃん! そもそも、学園祭実行委員になったのは、好きなアーティストのライブを自分で企画しよう、との不純な動機からでした。企画責任者を引き受け、さあやるぞ、と思ったところで現実にぶつかりました。ライブは学園祭の中でも最もお金がかかる企画。出演料に加えて照明機材、音響機材、楽器レンタルの費用。それなりのことをしようとすると、目白祭全体の予算を使い切ってしまうほどだったのです。本格的にやるならライブ企画だけで委員会を作り、大勢で協賛を取って予算を確保しなければなりません。 ライブ企画担当は10人。金銭的にも、人的にも、難しいことがわかり、私たちは新人アーティストのライブに足を運び、出演者を選びました。そこで出会ったのが、今回のライブに招待してくださった方です。ライブなんてやったことのない私たちでしたが、一生懸命な姿勢やがんばりを理解していただいて、無事ライブは成功。学園祭が終わってからも、去年、今年と、こうして声をかけていただいてます。 さて、そんなライブ企画ですが、去年から体育館を使用した本格的なものはやっていません。 目白祭全企画の責任者・企画部長になった私が、自ら提案しました。 外部生に偏っていた客層を、日本女子大生や受験生に変え、全体の来場者数を伸ばしたい、という目標を設定。具体的にどうしていけばいいか、どんな企画を立てるべきか考えるなかで、ライブ企画をやめ、トークショーとお笑いライブに予算を割く方針を決めたのです。 今、ほとんどの大学では学園祭にトークショーやお笑いで、有名人を呼びます。お客さんには有名人を見たい、という気持ちが強く、呼ばないとなかなか学園祭に来てもらえないのです。私は、本来学生が創意工夫して、一生懸命準備してきた企画を楽しんでもらうのが一番だ、と思っていましたから、有名人の知名度でお客さんをあつめるようなことはしたくありませんでした。 でも、周りの大学をみても、自分の周囲の声を聞いても、目標を達成するためにも、やらないわけにはいきませんでした。 こうして私たちの思い出の企画、「音楽ライブ」は規模を縮小し、図書館前で行われることとなったのです。 学園祭で、学生の発想による独自の企画を成功させるのは簡単なことではありません。発案するのがまず難しいし、集客も大変。でも、挑戦しなければならないことだとも思います。これから私たちは社会に出て、今まで形にされてこなかった、しかし求められていたものを、新しい視点と発想によって形にしていかなければなりません。そういう難しさや大変さを味わってみればいいと思います。もちろん、お客さんはやっぱり厳しいし、ショボイだのつまらんだのと、いろいろ言います。でも、結局「すごいね!」「よかったよ!」といってもらえなければ意味がない。結果がどうであれ、新しいものを生み出そうとがんばることは、すごく大切なことだと思っています。 ライブ企画で出会い、二年次も学園祭に関わったのは6人。用事があったりで、昨日のライブにきたのは3人でした。学科が違うので一緒に何かする、ということもほとんどなくなっていますが、久々に会ってもいつも通りで楽しかったです。夏休みには全員集まって遊ぶつもり。一生付き合いが続けばいいな、と思っています。 ん~!早くこいこい夏休み
2008,07,27, Sun 20:16
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