今日は寒かったですね。こういう日は服に困ってしまいます。
今日は本学の国文学会春季大会(国文学会の活動報告や研究発表をします)があり、先生が「学会びよりですね」とおっしゃっていましたが・・・。ゆきこさんも発表されていて、私もそれ目当てで参加してきました。 ちなみにカテゴリーは使ってみたかっただけです(笑)実際、愛に溢れた話題ですよ 先週の金曜日に写真家の細江英公氏のギャラリートークに行ってきました。感動と緊張で汗と涙が・・・ 今週になって一緒に行った友達と、 「あのさ、金曜日に細江先生の話を聞いたのは夢だったんじゃないかなって思うんだ・・・」 「私もそう思ってた・・・」 本当に夢みたいに素敵な時間でした。 今回のギャラリートークは、ガウディの建築物を撮った作品展によせたものでした。細江氏は三島由紀夫や舞踏家・土方巽をモデルとした作品が有名な(そして本当に素晴らしい!)、個の身体に強い関心を寄せる写真家です。そのような氏はガウディを「巨大な人体」としてとらえていました。建築でありながら建築でない、そのようなガウディは細江氏にしか撮れないものなんでしょうね。 ガウディの聖家族教会と澁澤龍彦の姿を重ねた写真があります。ヨーロッパという知識そのものであるかのような澁澤龍彦の身体はガウディのそれと一致する、と細江氏。そんなお話もされていました。正直、興奮しました(笑)少年のような瑞々しさの枯れない両者に目を奪われる、そんな写真です。 で、その澁澤龍彦の写真がポスターの、澁澤龍彦回顧展に行ってきました。神奈川近代文学館。以前もこのブログで書いていた展示です。 一生懸命見過ぎて、閉館時間までに全て見られなかったので再度行かねばなりませんが(涙) でも、もう一度見る価値のある展示です!「作者をより知ることで、作品への理解が深まる」というのを、実感しました。『高丘親王航海記』を再読して感じた生き生きとした描写は、今回の展示のおかげだなと思いました。
2008,05,29, Thu 22:28
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