いまさら?と思われてしまいそうですが・・・
『白夜行』を読みました。 アマゾンで文庫を注文したのですが、そのときは「なんで文庫なのにこんなに高いんだろう…?」と思いました。 ですが、届いたものを見て納得。めちゃめちゃ厚いんです。 十数章に分けて書かれていたので、1日1章くらいのペースで読んで、つい先日、読み終えました。 最初は「暗いラストになるんだろうな」くらいにしか思っていませんでした。 ほら、もうどうしても救いようのないくらいの悲しいラストになる話ってあるじゃないですか。 そういうのが苦手で、今まで読まずにいたんです。 でも「すごく良かった」って感想を持ってる人が多いのを知って、じゃあそれってなんでなんだろう?って思って。 読み終えたときは…なんだか不思議な感覚でしたね。 現代の小説を読んだのが久々だったからというのもありそうですが。 こう、悲しい気分が尾を引くような、そんな感じではなく、かといってハッピーエンドでもなく、何かが解決したわけでもなく。。。 あ、あんまり詳しく書くとネタバレになっちゃうので書かないでおきますね*´艸`* 実感したのは、「読んでよかった」ということでした。 人気の作品は、それなりのものを持ってるんだなって、しみじみと感じました。 自分の勝手なイメージに惑わされず、いろいろな事に挑戦してみたいものです
2008,01,29, Tue 23:40
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