卒論に苦しむ同志の一人、ゆきこです。(まいこさんの記事より)
「頑張れ!頑張れ!」って言われ過ぎると、少し疲れてきちゃったりしませんか? 私はたまに疲れてしまう。(オイオイ) 特に、必死でギリギリな時に言われると、励ましの言葉だと分かっていても、切羽詰まって心がひねくれた私はつい、「これ以上どう頑張れっていうのー(>_<)!!」と思ってしまう未熟者もちろん、相手に悪意なんかないことはちゃんと分かっていますよ でも「頑張れ」って、励ましの言葉だけど、危うい言葉でもあると思う。 それでふと、「そもそも『頑張る』とは本来どういう意味なんだ?」と疑問が浮上 あまりにも身近な言葉なので、辞書で引いてみたこともない(笑)。というわけで、さっそく『日国(ニッコク)』を引いてみました!(←日文必須アイテムの『日本国語大辞典(第二版)』のこと) 「がんばる<眼張・頑張>」 ①たしかめて覚えておく。②目を大きく見開いて、物を見据える。③見張りをする。 ④一所にじっと控えて動かないでいる。⑤困難に屈せず、努力しつづける。 ※「眼張る」から出た語と考えられるが、「頑張る」は「我張る」「我に張る」から変化したものという説もある。 なるほど。(なんか少し学問的になってきた) 「見据える→動かない→努力しつづける」で現代の「頑張る」という意味で使われるようになったのかしら。 言葉の意味の変遷って、調べると面白いかも そういえば、英語には、日本語の「頑張れ」に当てはまる言葉ってないんですよね。 英語は状況によって表現が違う。相手が苦しんでいる時には「You can do it !」 「Don't Give up !」 など。軽い感じの「Great job !」「 Have a good one.」とかね。 「応援する言葉」について、もっと色々な国の言葉も調べて比較してみたら、何か面白い結果がでたりしないかなー。(国際的になってきた) 「『頑張る』って何?」という些細な疑問が、突き詰めていくと研究になる(かもしれない)。大学で学ぶというのは、こういうことなんじゃないかと思っています。大切なのは、「『当たり前』を疑え」ってこと そう思って、卒論を必死で仕上げたいと思います ところで、「言葉」について研究するのは、「日本語学」の分野ですね。 興味のある方は是非☆ 本学の日文には、日本語学ご専門の素敵な教授がそろっておりますので (おお。学科アピールにまでいきついちゃった♪) こんなまとまりのない今日の記事を、何のカテゴリーに入れようかと思ったら、ちょうど良いのがあった。 雑感(笑) お粗末でしたー ついでに我が家のニャンコの写真 本人はこれでしっかり隠れているつもりなんですヨ
2007,11,29, Thu 22:04
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