今月は続々とブログ部新メンバーが登場してきましたね!!現役部員の
4年生:あやこ・あゆみ・かずえ・ちこ・なな・めぐみ・もえ 3年生:さやか・たまき・まり・みかこ・わか 2年生:ともこ・まゆ・まなみ・ゆうこ・れい に加えて、2年生のしほちゃん、1年生のあいちゃん・さとちゃん・なおちゃん、みどりちゃん、ゆりちゃんの6名が加わり、計23名でお送りしている当世女子大生気質です。そろそろ4年生は引退が近づいてきていますが、最後まで現役で頑張りますぞ!! *** さて、こんばんは。影の薄いブログ部部長あやこです。 今日は、ちょっと真面目に私が大学生活4年間ずっと続けてきたことについて書いてみます。 本物を見聞きするために行動することを厭わず、美術館・博物館・講演会・演奏会・舞台。何でも良いから本物・実物を年間24回以上見聞きすること。 これは、大学に入学する際に私が自分で作ったルールです。根っからの出不精なもので、こういう細かい設定をしなければ重い腰が上がらないのです。もうここからして色々駄目な雰囲気がただよってますね。自覚してます。 このルールを作った時の私はまだ高校生でした。単純に「日本女子大のある目白までの都内行き定期券があって、いろいろな所で学割がきく上、自由時間も多いんだから、良いもの見ておかないともったいない!!」と思ったわけです。 もちろん、美しいものを見るのはもともと好きでしたし、考古学関係の博物館に行けば一日中居座れるくらいには、興味がありました。それでも初めの頃は、8割義務感で見に行っていたというのが正直なところです。 今では笑い話ですが、東京での移動に慣れていなかった当初は美術館にたどり着けなくて迷子になったり、広すぎる東京駅から出られなくて駅員さんに「出口は何処ですか」と聞いたり、チケットの買い方が解らなくて機械と30分くらいにらめっこしたりしてました。美術館・博物館まで行くこと自体が大きな難関だったのです。人の溢れる都内に休日に出かける度に面倒だと思ってました。それでも自分で作ったルールくらい守ろうと、意地になって美術館・博物館通いを続けていました。次第に東京での移動にも慣れて、面倒だと思っても動いて自分から良いものを見に行くということが習慣化した頃、私はあることに気付いてしまいました。 一般的に「良い作品」と評価されているものを、そのまま「良い」と受け入れるのではなく、本当に私が自分自身で「良い」と感じることは案外とても難しい。美術に関して好き嫌い、良い悪いという基準が自分の中にない。 結構ショックでした。 「レオナルドダヴィンチの絵って良いよね。」とか言いながら、ホントに私自身が良いと思ってるのか、良いと評価されているからそれにのっかって安心して「良い」と言っているのか。1つ疑いだすとそれは全てに繋がってしまったのです。どうやったら、私にとって本物の良いものを自分で「良い」と思えるのかがわからなくなってしまって混乱しました。 そこで、まずは好きなのか嫌いなのか自分で決めてみようと目標を決めて、美術品を見るようになりました。そんな時に「自分が、欲しいか欲しくないかという視点でみてごらん。」というアドバイスをして下さった方がいらっしゃったのです。 課題は、展示を見たら一番自分の欲しいと思った作品の葉書を買ってくること。 展覧会の宣伝に使われた最も有名な作品の葉書を記念に買ってくるのではなく、自分で見て欲しいと思うものを買う練習をこの時からはじめ、今も続行中です。展覧会で配布されるパンフレットや展示作品リスト、チケット、演奏会のチラシ、気に入った作品の葉書、感想を書いた走り書き、そういうものを整理して入れてあるファイル4冊分。これが、私が4年間続けることで積み重ねてきたものです。 今、振り返って、「これだけは四年間続けてきた。」と言えるものがあって良かった。 心からそう思います。 *** 受験生の皆さん、いよいよ受験本番のシーズンですね。 自分の積み重ねてきたものを信じて頑張ってください。 ブログを読んでくださっている皆さんが、希望する進路にすすめますように。
2010,01,31, Sun 22:48
【 大学生活::美術館・博物館 】 comments (x) trackback (x) |