大学生になって初めて本気で、向き合おう、と思える人に出会いました。
その人に出会うまで紆余曲折あったけれど、やっと運命の人に出会えたんだな…って心から思いました。 その人との出会いは、大学二年生のとき。 まさか、その時はこんなに大切な人になるなんて思いもしなかったのだけど… 本当にこの人でいいのかって悩んだ時期も正直あったけど、今は彼を選んでよかったって心から思ってます。 え?その人が誰だか知りたい?? こんなとこで言うのは正直恥ずかしいけど… 今回は特別ね。 それは… 西行法師(俗名:佐藤義清) 私が卒論で扱っている大事な大事な人です ![]() 二年生の「中世文学演習」で扱った『新古今集』が彼との出会いでした。 それまでは、日本語に興味があったり、物語中の女性を扱おうと思ったり… そもそも、入学するときは、「能」に興味があったり、太宰や三島で卒論かなぁ…とも思ってたんです。 でも、西行の 「おもかげのわるらるまじき別れかななごりを人の月にとどめて」 という歌の虜になって、今、「西行法師の恋歌」というテーマで卒論と格闘してます ![]() この歌が男女どちらの目線で詠まれた歌なのかというところからスタートして、西行が恋歌に託した思いはいったい何だったのか、など等ちゃんと読み解くことが出来ればいいなぁ…と思っています。 そのために私が持ち歩いているものたち。 で~ん ![]() 1、大量のコピーたち。以前のブログ記事でも紹介したもの。 ![]() 2、発表用のレジュメ。ゼミでの発表用に作ったものです。 ![]() 3、卒論ノートと、歌の本文にしている全集のコピー。これがないと不安で… ![]() 大事な筆記用具(笑。特にUSBは絶対に手放せません。あと、お気に入りのボールペンとシャーペン等。 ノートやらの背景になっているのは本女のクラッチバックです。一つ500円で販売してます。 これをもっていると如何にも大学生な感じになります。色も色々あってお洒落 ![]() てな具合で、毎日西行のことばかり考えています。 四年生なのにほぼ毎日図書館に通ってる自分がいて正直ビックリしてます。 でも、やっていて面白い!って思えるんですよね(中々進まないし、自分でも何をやってるんだかわからなくなるときもあるけど…)。 自分でも予想をしていなかったテーマで卒論書いているので、本当に出会いはどこにあるか分からないなぁ…って感じます。 色々な興味の中のどれか一つが、いつの間にか大事なものになっていくので、色々なものに興味を持つことって本当に大事だと思います。 自分も色々なものへの興味だけは忘れずに、いたいと思うものです。
2009,07,03, Fri 20:47
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